『ドリトル先生アフリカゆき』
ロフティング著
井伏鱒二訳
小学生の頃めちゃくちゃ好きだったドリトル先生。
という割に内容をあんまり覚えてないのが悲しくて再読することにした。
今読んでも全く色褪せていなくて、
ざくざく読んでしまいました。
第1巻は、ドリトル先生がオウムに動物語を教わって
獣医になるまでの経緯と、
病気のサルを助けるためのアフリカ冒険譚。
道中ジョリギンキという黒んぼ王国の王さまに
目をつけられるのだけど、
その辺の描写が時代を感じます。
ろまんちっく趣味の黒んぼ王子が
好きなお姫さまに
「まあ、この人黒い!」と叫んで
逃げられる、なんて
今じゃまずえらい人に叱られるだろう。
と、そんなことは置いといて
とにかく続きはどうなるんだろうと
わくわくせずにいられない。
井伏先生の訳がまたいきいきしてて
登場動人物の個性がよく出ている。
おもちろいよ。
とってもおもちろいよ。
2 件のコメント:
ジャンジャカと読書が進んでおりますねー。
いやはやうらやましい。
今回紹介の「ドリトル先生」シリーズ
読んだことが無いのだけど、昔から気になってはいたの。
紹介文を読んでると楽しそうだなぁ。。
NHK「みんなのうた」の
『南の島のハメハメハ大王』をなぜか思いだした。
"ロマンチックな王様”だからかな。。
どきどーき あっちむいて…
は、にこにこ島ですね。
ドリトル先生はよいですよー。
岩波少年文庫版は、定価もお値頃だし
ブックオフにもよくあるので
入手しやすいとおもいます。
シリーズ後半どんどん哲学的(?)
になって、
「地球は滅びたがカメは助かった。
それでいいじゃないか。」
とかいってみんなでワハハと笑って終わる
話が確かあるんですよ笑
その辺もなんか好きです。
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