2008/12/29

もぐらの里帰り

ぎゅうぎゅうの夜行バスで今朝帰省。
いかにも大阪らしく、添乗員のおっちゃんはそら恐ろしい、
穏やかな恐喝口調でアナウンスをしていました。

『スリが多発してますさかい、貴重品の管理は、ま、
ご自分らで宜しゅう頼んます…』

午後から神社へごあいさつ。
宮司の次男はほっぺがもちもちしていて
岩のようにぴくりとも動かず、赤んぼではない感がしました。
奥さんはやぶ医者にひっかかって、骨折の診断がされず、
人差し指が不自由になるかもしれないとのこと。
まだ痛むとかで、そんな中
神楽舞の指導など乞うて申し訳なかったな。


夕飯は鍋。
もぐらの好きな豆腐やら牡蠣やらくずきりが
たらふく入っていて大変たのしくいただきました。

2008/12/22

強風だより


ここ2・3日は関西やら蝦夷から人がきて
賑やかに過ごした。

世間のクリスマスムードにのって
ツリーを購入。
その後も大事にしたいので本物を買った。
でも樅かどうかは不明。
ブースカはその辺でひゃっくえーん。
絵は近所でひろった。

のんきな暮らしだ。

2008/12/13

きのうのこと


半径5㎝のあんぱんを150円で販売する
魔境バブル都市・銀座へおでかけ。
血迷って和光に入ったら、
店のまんなかくらいまで行った時点で
「ありがとうございました。」
と声を掛けられた。
向こうもよく解っていらっしゃる。
当方は云わずもがな。

たちどころに去った。





寺山修司展をのぞく。
観たことない作品がけっこうあった。
展示数はけっこうあったのに
殆ど洋館をばっくに庭の芝生で撮ってるもので、
素っ気なくってこれはこれで好き。






















渋谷経由で岡本太郎の『明日の神話』を鑑賞。
小田急と銀座線の連絡通路に
どっしりと存在していた。
まんなかの人が、
もこもこペンで描いたみたいに
ちょっと浮き出ている。
圧倒される画だったなー。
見物人は予想外に少なかった。
あと謂われとか一切表示がなかった。

2008/12/08

駄文


今日は、年賀状を買った。
買ったら書いた気になるのでいけない。

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』鑑賞。
ヴィゴ・モーテンセン主演。

ミーハー精神で
リベロと映画館へ行ったなあと思い出すも
肝心の何を観たかは記憶にない。
で本作。
めだまがぴかぴかしました。
いんやー面白い!
全編に溢れる緊張感がたまらんでした。

ここ2・3日はビミョウな映画ばっかだったので
(第十七捕虜収容所・セールスマンの死・現金に体を張れ…
現金は好かった。競馬場のおかねを強奪するはなし。)
今日はおなかいっぱいです。

2008/12/05

吉祥寺散策



さてさてさて。
今日は、久しぶりに吉祥寺へ。
中央線沿線はヤハリたのし。
吉祥寺の東急のソバ屋に
楳図かずお先生がよくきている、
との噂だけれど今日も会えず。
というかそのソバ屋に行ってない。


↑ロータリのとっても半端なイルミネイション。
「2008」の電球がきれていて何のことやら。



上京して初の温そば。
ほんとに出汁の色が濃くて、
おのぼりさんの例に漏れず
衝撃をうけた。
しょっぱい。
しかし蕎麦自体は美味でした。








とってもすてきなカフェを発掘。
その名も「東京基地」。
店名どおり隠れ家のようで、
密閉感が居心地よい。
珈琲も恰好いいカップででてきた。
リゾットがメインの模様。











ちなみに今日は吉祥寺と
荻窪のブックオフへ寄り道。
ブックオフ制覇ブログをつくろうかと検討している。

2008/12/04

かちかち山

絵本の翻訳をしている。
といって副賞の図書券10万円につられて
区の文学賞に応募するだけなのだけど、
それの締め切りが19日。
出だしで「している」と書いたけど
本当はしていない。
全くしていない。
資料が届いたのは先月。

実家ではピロちゃんをしょっちゅうひやかしてたが、
(毎回ケシズミのようになるんだよーひやひゃひゃ)
締め切りは直前にならないと頑張れない。
身をもって知りました。

きょうは本社で研修。
図書館でおはなし会をするにあたって、
あれこれ聴講してきた。
「おもしろい」にもamazing と interesting の
どちらをとるかで会の展開もちがうとか
興味深い講義でした。

2008/12/02

まいった

えらいこっちゃー。
えらいものを 体感してしまいました。
どっちも今更だけれど、まず映画『レインマン』。
事業に失敗した弟と、
重度の自閉症の兄の家族愛の話。
弟が新しく会社を興して大儲けするでもなく、
兄(ダスティン・ホフマンの眼の演技に腰がくだけた)も
奇跡的に病気が治るでもなく、
都合の良い展開が一切ないところに好感。

会社は興さなかったけどもラスベガスでボロ儲けするとこは
観ててうきうきした。



続いてきょうの本。
ついに、ついに手をつけた『ナルニア国物語』。
の第一巻。
ぴやー。
ひょえー。
すごいぞー。
読み出したら止まらんよー。
総てのファンタジー好きは読むが良いとおもう。

2008/12/01

イタリアまつり


『ライフ・イズ・ビューティフル』鑑賞。
陽気なイタリヤ系おじさん(ユダヤ人)が
戦争に巻き込まれるおはなし。
子供を不安がらせまいと
最期まで「これはゲームで1000点とったら本物の戦車がもらえて
家に帰れる」と明るく振る舞うところが、
悲惨さが微塵も感じられなくてより感動的でした。

で、子供がかんわゆいんだよー。
とても素直で天真爛漫で、
口をポカンとあけたり
顔をくちゃくちゃにして笑ったり
とにかく表情が豊か!
『ミツバチのささやき』に出てくる子どももかわゆかったが
こちらに軍配があがります。

リベロ(仮名)も好きそうだと思いながら観てました。

ライオンデイ



あんまり好い天気なので、うかれて街へ。
病み上がりのかっぱを沼から引っ張りあげてきた。
ライオンでお昼をいただく。
ビフシチュー。
(ついに食べログ化したなあ)
ビヤホールや飲み屋でのお昼は、
なんとなく愉しい。

もぐらのおしゃれ着がないので
ひらひらしたシャツとカーディガンを購入。
これで冬を越せます。

帰りに駅の入り口をひょいとそれたら、
何やらクリスマスらしいきらきらが設えてあった。

此処でもイルミネーションにライオンが。
ライオンづいた一日だった。



                    シャドウもぐら→

2008/11/28

今日の本


『若おかみは小学生!』

     令丈 ヒロ子著

小学校高学年女子に絶大な人気の
シリーズ第一作。
幽霊と美少年といぢわる娘で
主人公がんばる!なおはなし。





『字幕の中に人生』

    戸田 奈津子著

戸田先生の映画・翻訳人生。
色んな人に悉く同じ質問をされて
面倒なので書いた、とは本文より。



とはいえ映画の翻訳がいかに大変か、
口で云って習得できる技術でないこと、
一秒に四文字まで、
でも例外のないルールはないこと、
何より戸田女史の映画に対する愛情が
リヤルに書かれてあって、
こっちまで映画を観たくなった。
で今TSUTAYAまで走ってきた。

装丁も和田誠の装画でおしゃれなんだ。
こないだ古書店でみた時買えばよかった。

きのうの本



『十一月の扉』

    たかどの ほうこ著
あー読まねば読まねば読まねば(以下略)と
思い続けてやっと開いたたかどの作品。
「耳をすませば」にとても(とても!)
似た雰囲気で、とにかく爽やかなストーリイ。
わりとすき。

2008/11/26

我が家のかわいいちゃん


この寒いなか健気に咲いた西洋朝顔。
とても鮮やかな紫いろで、
写真なのが残念です。

初代はかっぱが村から
摘んできてくれたのだけど、
もぐらの過度な愛情により(肥料やりすぎた)
そう早々に枯らしてしまった。
(↑誤植ぢゃないよ)

からっぽの鉢を片付ける気にもならず
ションボリと過ごしていたら、
ちいさい芽がぽちょぽちょ出てきて、
あれよあれよという間に
こんなに大きくなりました。

5株も伸びてくれたのでふたつの鉢にわけた。
こっちは双子の鉢。
三つ子組も負けじと成長中。

毎日見飽きない。たのしい。

2008/11/24

じんぐるべーる


来月の児童書コーナーの展示担当になった。
もぐらと森の仲間三人。
(もぐらは森に居るのか?と、かっぱにつっこまれる。
 うるさいやい。)
安直にテーマが決まるも
全員狙ったように出勤日がすれ違うので
各自調べる・ツリー・サンタ・題字と
それぞれで作って持ち寄ることになった。

もぐらは題字担当。
なかなか巧く拵えることができました。

ちなみに、調べるかかりのスカンク氏によると
トナカイはもともと八頭で、
各々なまえがついてるそうだ。
ダッシャー・ダンサー・プランサー・ビクセン・
コメット・キューピッド・ドンダー・ブリツェン…だって。
で、クリスマス当日にものすごい霧がでて、
わーマイッターとなったところで
ぴかぴかおはなのルドルフ君に先頭を走らせて
道を照らしてもらったそうです。

2008/11/23

のんびりやさん

4月からずっと閉まっていたパン屋が今日再開した。
閉店中、店頭の張り紙には
「フランスへ修業のため、11月まで休業します」。

一体どんなうまいぱんが食べられるのかと、
腕をぶんぶん振ってぱん屋へむかう。
開店時間の10時少し前に着いて我が目を疑った。

ぱんがない。

時計を見間違えたとか、開店日時を勘違いしていたとか、
いろいろ考えてみたが、どうもそういうことはなさそうだ。

じゅ、10時にまた来よう…

近くのコンビニで立ち読みしてまた戻る。

いよいよ愕然となった。
やっぱりないのだ。
値札はいっぱいあるのに、現物がない。
隅のほうに、すまなさそうにあんぱんが
ころころと焼き上がっていた。
仕方ないので2個買って帰った。

精算の時に田舎の女子高生のような風貌の娘さんに訊いてみたところ、
「これからどんどん焼き上がります!」
と、元気いっぱいに答えてくれた。

ぱん屋で10時開店、という時点でかなりノンビリしてると思うのだけど、
それで焼けてないってどうなんだ。
素朴な味でうまかったけど、
でも午後からぱんは買わなかろう。

アテが外れたので、家の99ショップトーストも食べた。
99の山形食ぱんもかりかりですき。

2008/11/22

やっと観た




本も映画も手をつけておらず、
長いこと後ろめたさを感じていた
ヴェルヌ。
今日は遂に、
『海底二万マイル』を借りてきた。



いちばん驚いたのは、「日本語字幕スーパー」と
しっかり表記されてたのが実は吹替版だったことなのだが、
それはさておき。

ノーチラス号の造形がとても恰好良い。
思わずプラモが欲しくなった。
(風呂であそぶ)
ノーチラス号は凄いんだよー。
敵が入ってきたら電流は流れるし(手動だけど)
立派なパイプオルガンはあるし
ネモ船長はお料理上手で
至れり尽くせり。
それと、とっても人なつこいオットセイがいる!
船長が飼ってて首輪がついていて、
これはかわゆい。
相当かわゆい。
歌えば音頭をとってくれるし、
毛布を掛ければくるまって大人しく眠る。

エンタテイメント性のあるとこを上手に切り貼りしてるかんじなので
扱いが杜撰だなーと思うところもあったけど、
視覚的に愉しかった。
雰囲気点高いです。

原作も読んでみたいな。

電流で退治される人食い黒んぼ。↑







←ネモ船長を囲んでの夕食。

2008/11/21

今日の本



『七時間目のUFO研究』

        藤野 恵美著

七時間目の何たらかんたらシリーズ第3弾。
♪ぺっぺっぺ ツバぺっぺ

というかんじです。
鳩ぽっぽのメロです。



江原哲之のぱくりキャラで、
アダムスキー江尻というのが出てくるとこだけ
ほんのちょっとおもしろい。      

今日の本

『ドリトル先生アフリカゆき』

      ロフティング著
      井伏鱒二訳

小学生の頃めちゃくちゃ好きだったドリトル先生。
という割に内容をあんまり覚えてないのが悲しくて再読することにした。

今読んでも全く色褪せていなくて、
ざくざく読んでしまいました。
第1巻は、ドリトル先生がオウムに動物語を教わって
獣医になるまでの経緯と、
病気のサルを助けるためのアフリカ冒険譚。

道中ジョリギンキという黒んぼ王国の王さまに
目をつけられるのだけど、
その辺の描写が時代を感じます。
ろまんちっく趣味の黒んぼ王子が
好きなお姫さまに
「まあ、この人黒い!」と叫んで
逃げられる、なんて
今じゃまずえらい人に叱られるだろう。

と、そんなことは置いといて
とにかく続きはどうなるんだろうと
わくわくせずにいられない。
井伏先生の訳がまたいきいきしてて
登場動人物の個性がよく出ている。

おもちろいよ。
とってもおもちろいよ。

2008/11/20

品川にて


函館から遊びにきていたかっぱの友人を
送りに品川まで便乗。
函館は大雪で欠航便もでておりかなり危険、
とゆう情報に相当ブルーな氏と別れたあと、
折角なので品川を探検することにした。

で、品川。
住所でいうと港区。
高輪や白金台がちかく、
おかねもちの空気がびしびし漂っていました。
そんな中でもゆうれい地蔵とか
四十七士の墓とか、
興味をそそるものもちらほら。
(どっちも道が分からず結局未確認)

おっきなホテルや会社のビルに紛れて、
博士のひみつ研究所みたいな建物を発見。
ウルトラセブンに出てきそうだ。
てっぺんのチョンボリから、
宇宙と交信してるに違いない。
わるいやつらだ。

2008/11/19

今日の本


『義経千本桜』
(橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻2)


古典に詳しい橋本先生が、
ヤングアダルト向けに歌舞伎の外題を
現代語で物語仕立てにしたもの。
シリーズ1として仮名手本忠臣蔵、
確か7月くらいに第3弾で
菅原伝授手習鑑が発売。




というのは読んでから知ったことで
岡田嘉夫の美麗な絵を大判で見たいがため
図書館から取り寄せた。

線がほっそくて、でも色遣いは大胆で
すてきなんだー。
手元に欲しい。

岡田嘉夫挿画といえば
角川ホラー文庫刊、皆川博子著
『うろこの家』も
白黒で雰囲気あってよかった。
話の筋は全く覚えてません。
面白くないとは思わなかった記憶はあります。

2008/11/17

きのうの本



『七時間目の怪談授業』

        藤野 恵美著


携帯電話を小学校に持ち込んだため先生に没収された主人公はるか。
その前日には呪いのメールを受信していて、
九日以内に三人に転送しないと呪われるというのに
没収期間は一ヶ月という。
幽霊を信じない先生を、
一週間以内に怖がらせることができれば
携帯は返してもらえることになった。
毎日放課後、クラスでの怪談授業が始まった…


発表される怪談はありがちで
しかも登場人物も特徴がないので
愛着もなにもないけども、
文章がとても丁寧にかかれてあって
とにかく設定があまり見かけないので
たのしく読んだ。
続編も読んでみたい。

余談だけど筆者と地元が同じだ。

11月15日の本



『永遠の出口』
    
     森 絵都著

これは…つらかった。
主人公の紀子が9章かけて
小3から成人まで成長するのだが、
その過程にはまあ、いろいろあるんです。
お誕生日会に呼んであげないだとか。
非行に走るとか。
両親が家で葡萄酒を密造してたとか。
どうでもいい。
本当にどうでもいいことが。

わたしの感性が鈍いんだろうか。 

でも、ほんとにどうでもよかったんだよ…





『きゅうりの王さま やっつけろ』

         ネストリンガー著

これもつらかった。
話はとっても面白かったのだけど、
これは何がつらいのかというと、
突如現れたきゅうりの王さまの
描写が妙に生々しいのです。

きゅうりと南瓜をたしたようなかたちで、
「ラップで包んだ生のパン種」のような手触り。
芽の出たジャガイモが大好きで、
『余をそちの膝に座らせろ』なんて云う。

恐怖だ…

で、このきゅうりが主人公の父の会社のお金で
悪巧みをし、
父をだまくらかしてその家に居座ろうと企むのだけど、
子どもらが頑張って阻止しました、というお話。

横領だとか子どもの自立だとか、
社会の反映みたいのも窺える。
こうゆうのをしっかり描いて重くなりすぎないのが
児童書の強みだと思う。





『赤木かん子book術 
  子供の本がいちばん!』

       赤木 かん子著

おべんきょうで読んだ本。
かん子ちゃんの年齢が全くわからない。








『カメの飼い方がよくわかる本』

たぶんあんまり知られていないが
わたしはカメが相当好きだ。
まず語呂が良い。
見た目もごろんとしていて好感がもてる。

かっぱの姉はカメを飼っていて、
その可愛がりようといったらない。
同じ布団で寝ているという。
カメの方でも懐いていて、
のしのし後をついてきたり、
頸辺りをなでるとウットリした目をする、
とかっぱから聞いた。

あーカメかわいい。
ああー。

11月15日



事後日記、と書くのも面倒になってきた。
ので以降やめます。

一念発起してジョギングを始める。
続ける気ではいるが、いつまで続くことやら。
近くの公園の中にある競技場のトラックを
手始めに3周。
心臓がきゅっとなって、
息苦しくなる感覚は久しぶり。
からだが重くてびっくりした。

広場のほうで農業祭りが開催されていた。
このへんでは有名な、大がかりな行事のようだ。

野菜の宝船が飾ってあって、
この野菜は翌日配布すると書いてあった。

田舎好きなのでいいのだけど、
うちの周りは農園もおおく、
時々、ここは花の東京23区内なのか?と
疑いたくなる。

事後日記・11月14日『つづきの本』

子どもの本だとあなどるなかれ。
どちらも絶品。



『エルマーのぼうけん』

          ルース・スタイルス・ガネット著
          ルース・クリスマン・ガネット画

冒頭が「ぼくのとうさんが ちいさかったとき…」と
エルマーの息子の語り口調なのにまず意表をつかれ、
そのままぐいぐい引き込まれてしまいました。
特筆すべきは挿画
見返しに描かれてある地図が凝っていること!

ところでいま苗字が同じなことに気づいた。
親子だそうです。










『きえた犬のえ』

      マージョリー・w・シャーマット著
      マーク・シマント画

赤木かん子女史も絶賛、傑作ミステリ。
ともだちのアニーの描いた、
きえた犬の絵の行方をもとめて
少年探偵アニーが立ち上がった!

オチはまあ、想像つきましたが
情景描写が楽しくてぺろりと読んでしまいました。

こちらも挿画が魅力的なことを追記しておきます。  

2008/11/14

今日の本


『オリガ・モリソヴナの反語法』
       
            米原 万里著

買った買った




今日はかっぱと夜の渋谷へ。
20時閉店だったブックオフ
(怠慢だなあ)
23時までの営業になっていて、
小躍りして乗り込む。
土地柄か、雑誌や芸術系が豊富。



これだけ買って950円。
エルマーが3冊函入で100円は掘り出しもの。


ちなみに、
消えた犬のえ、は児童ミステリ文学作品の傑作らしい。
愉しみだわあ。

更に。
かっぱは『妖少女ラルヴァ生贄』・『おちんちんの話』
等を購入、ほくほくしていた。
おそろしい。

2008/11/11

きのうの本



『クラバート』 

          プロイスラー著
          中村浩三訳


クラバート、というタイトルに惹かれて
渋谷のブックオフ(児童書豊富でえらい)で買った本。
「愛と自由をうたいあげる壮大なファンタジー」だそうだが、
そんなさわやかさを感じさせないところは矢張りドイツ人。
重い…
クラバートが働いていた水車小屋の描写がいわくありげで
どろどろしていてやたら恰好良い。
(死のうす、なんてでてくるんだ)

事後日記・11月10日『めるへん都市・目白③』

今日はここに振り回された。
駅前の地図で見つけてさぞ愉快な施設だろうと、
曲がりくねった道をえんえん迷って、
でもうきうきしながら歩きまくって
やっとこ辿り着いたと思ったそこは学童。

名称が児童館、なんて詐欺だ!








今日の収穫。
だいすきな絵本
「かいじゅうたちのいるところ」
原書でやすく入手できてほくほくしている。

事後日記・11月10日『めるへん都市・目白②』


たまたまみつけた絵本専門書店。
こちらは新刊。
ヨーロッパ各言語の絵本・児童書が充実。
仕掛け絵本も豊富。





こっちが本命。
貝の小鳥。
所狭しと本や木の玩具・北欧の古い切手やカードがおいてある。
とってもすてき。
ただ、目の保養には良いけど
財布にはあまりやさしくない。

事後日記・11月10日 『めるへん都市・目白①』

貝の小鳥、という古書店の噂を聞きつけ単身目白へ。
初めて歩いた第一印象は「お金持ちの住宅街」。
大通りの銀杏並木に、佇立するお行儀の良さそうな学校。
よくある閑静な住宅街…

…とは何か違う。


なんというか、

「めるへんくさい」のだ。

そのメルヘンくささにドイツ人を偲び、
バウムクーヘンを買って歩き食いした。
片鱗をのっけておきます。



←「メルヘン商会」。
 そのまんまだ。

                          ↑ めるへんたたみ。





       ドリトル先生再来!        うずらのおいしゃさん→     






↑ 和風のお庭にもめるへん精神は忘れない。

(右隅注目)