2011/04/29

読んだでー

年明けから読み始めた『カラマーゾフの兄弟』漸く読了。
途中ズッコケ中年三人組に嵌ったり、東村アキコ祭りがあったりして
やたら時間かかってしまいました。

まあ文章くどいでした。ドストエフスキーって絶対変態だと思う。
ついでにもてないと思う。

でも痺れた!
登場人物全員が主人公になれるくらいしっかりした個性があって、
それがぐいぐい迫ってくる感じ。
1巻が400頁ちょいで、最終の4巻は700近い。
通学鞄がただでさえ重いので、まず持ち運ぶのが億劫でした。

10代で読んだら人生変わっていただろうなあ。
惜しいことをした。

2011/04/27

かっぱが化けた



角川からでた貸本版『かっぱの三平』(上中下)を買うつもりだったのだが。

以前から欲しかった『天空のビバンドム』がそばにあって、
お給料をもらったこともあってついフラフラと。

前からBDファンだった人には色の再現があんまり良くないとかで
そう手放しに絶賛しているふうもないのですが、
もう、もうとにかく絵が衝撃的。
いままでも職場絡みで、何度か世界の絵本をまとめて見る機会があったけど
フランス人のセンスってやっぱり抜きんでていると思います。
色彩感覚が繊細なのかな。

本の帯のコピーまんまですが、ほんとうに1コマ1コマ
眺めていたいです。ウットリします。
まだ読みさしなので話はよう分からんですが、
松葉杖をついたぶっさいくなアザラシが何か陰謀に巻き込まれている模様。

『天空のビバンドム』ニコラ・ド・クレシー著
飛鳥新社刊大判コミックです!(宣伝)

今日以降うちに来る人は半強制的に見せられるのでご了承ください。

2011/04/25

なんでしょう



まあ・・・知ってるー!!という人はあまり居るまい。

2005年からロシアで放映されている
(今も放映してるのかは不明。昨年末はやってたらしい)
《лунтик》(ルーンチク)という、一話5分の短編アニメです。
気になるかたはコピペしてゴー。→ ЛУНТИК
月(ЛУНА)からおちてきた子ども?(МАЛЬЧИК)が、
昆虫たちと結託する話です。

クラスに編入してきた若いおなごに勧められて観たところ
チェブラーシカばりの声のかわいさで、
フォルムは特に好みではないのですが妙に癖になる。
なんかのついでにでもYOUTUBEでご覧あれ。
台詞は分からなくとも云いたいことは分かる展開です。

ほかの登場昆虫も悉くかわいくないです。
かわいくないが時間をおくとまた観たくなります。

2011/04/24

講演2席



この週末は文化的に過ごしました。

まず23日(土)国立新美術館にて巖谷國士先生の講演
『シュルレアリスムと美術』

シュルレアリスムには共通の様式や技法がない、
また、定義づけることがシュルレアリスムでないとのことで、
はっきり「これがシュルレアリスムだ!」というのはなかったが
大そう分かりやすく、面白かった。
道具としての物をオブジェ化し、解放することで
常に文明と対立していること、
自然(森)・共通の場所などキーワードに展開。
終演後「1階のカフェにいるから質問のある方は来てください」
と言い残して退席。なんて恰好好いんだ!

その後歩いて六本木まで出て映画『イリュージョニスト』鑑賞。
シルヴァン・ショメ監督は
『ベルヴィル・ランデブー』で一躍注目浴びましたが
これを期待して来た人は肩すかしだったのではなかろうか。
言葉の通じない(唖じゃないよ)少女と老手品師のすれ違い。
エジンバラの広大で寂しい感じがとてもしびれました。

あらすじらしい展開も台詞も殆どないけども、
それでまた画が引き立ってると思います。
アニメなんだから当然だろうと云われそうだが
絵が本当に美しい。
観た直後はもやもやしたけど、じんわりと
心にしみてきます。絶賛!



で、夜が明けて今日は明大にて
吾妻ひでおと新井素子の対談。
まー・・・司会の段取り悪いのなんの。
同じこと2回訊いてやんの。
でまた参加者も絵に描いたような
アレな人ばかりで・・・
皆まで云うまい。
そそくさと退散。

池袋の喫茶タカセ(昭和の名残)でフルーツサンドと珈琲をいただく。
ここのパンは素朴で美味しい。
思わずニッコリとする。
西武百貨店で母の日の贈り物を買って帰宅。

あ、今日のトップ画像はお茶の水駅前。
ゴジラが出てきそうで好きな風景。
お堀のそばを電車が通っています。

2011/04/11

雑記

新学期に入って1週間。
2年生になって英語の授業も加わりました。
まー英語が出てこない、出てこない・・・

表記に関してもキリル文字にはIとかNとか無くって、
アルファベットが出てこないってなんか
ロシア語かぶれで厭だわあとか思っていたら、
クラスメイトも「じ」ってどうだっけ?なんて
訊きあったりしていてちょっと安心
・・・と甘えてはいけない。
自分はわざわざ英国まで行っている。
ちなみに英語講師はコロコロ肥えてて
ニコニコしていて、いかにも西欧人でたいそう愛くるしいマダム。

さて。昨日区立体育館へ行ってみました。
根は運動好きのようです。
優先順位が低いから普段しないだけで。
で、公開ヨガ教室があると知って参加すべく向かったところ
まあ険しい道のりでした。
まず入館料420円が払えず一旦帰宅。
無事入館したと思いきや今度は
更衣室のロッカーが100円(使用後返金タイプ)。
もう往復したくない!とカッパ先生にお越しいただく。
で、やっと入れたとおもいきや
何てこったヨガはスクール制で別料金。
・・・・・・
結局トレーニングマシンで1時間ほど遊んで帰ってきました。
普段使わない筋肉を動かせたから良しとしよう。