2011/02/27

шла в ческий магазин

春休みの目標のひとつ、
ロシア語キーボードを覚えるため
しばらくタイトルは露語で表記します。


昨日は『かわいいツアー』へ出掛ける。
神戸から移転してきたチェコ雑貨店
「チェドック」を見に
電車を乗り継ぎ馬喰町へ。
問屋街になっていて、本町そっくり。
懐かしい気持ちで目的地まで歩く。
雑居ビルの4Fに件の店あり。
1メートルくらいのでっかいクルテクが
鎮座していました。
絵本・雑貨・文具に玩具ととにかく豊富。
店内も広くて、チャペックの大きな絵の展示も
あったりして極楽浄土でした。

近年よく見る東欧雑貨というのは
どうやら現地でもレトログッズ扱いの模様。
チェコでもすごく価格が暴騰していて、
ヘタな現地の店で買うよりここで買う方が安い、
と店主が自慢していた(のを盗み聞きした)。
そんな訳でご予算合わず何も買わずに退散。

店内が写真を撮ってはいけない感じだったので
どうでもいい駅前の様子をパチリ。

都営新宿線で新宿へ出て、夕方は
宇野亜喜良先生トークショウ。
フェリシモ出版からのシリーズもの絵本刊行記念で、
それぞれの絵本について、
本当は男を描くほうが好きだとか、
実は建物を描くのは苦手とか、面白いお話が聞けました。
その後はライヴペインティング。
木炭を使って、15分くらいで描いておられました。


携帯で撮ったので見づらいけども。
まー素晴らしいです。美しいです。
おっちゃんの横顔を先に描いて、ひっくり返すともう美女の輪郭が・・・
「面白いことしようと思って来る前に考えた」そうです。

残念だったのは聞き手の編集者が進行下手だったこと。
マイク通しても声聞こえないし、
そもそも最後まで喋らん。「なんか」「やっぱり」連発。
「なんか、宇野さんて、その辺も考えて・・・やっぱり・・・」
って何のこっちゃ。

2011/02/25

光の向こうは純白の便器

こんなこと云ってはアレですが
微妙にカウンターがまわっていて驚いております。
誰か分からないけどありがとう。
たまたま迷い込んだ人もありがとう。

今日は家の管理会社の人が来ました。
築30年にはなろうかという家なので
普通に暮らしているだけであらゆる部分が壊れてゆきます。

今回見て貰ったのは
・洗面台の排水口詰まり
 (以前から流れはそう良くなかったが
  私が二日酔いで吐いたら一切流れなくなった・・・)
・風呂の排水口フタがまっぷたつ
・トイレのドアノブ調子悪くて時々閉じこめられる件
・台所の戸、取っ手がまっぷたつ

洗面台はカッポン(正式名称ゴムなんとか)で即解決。
吐いたとかなんとか激白せずに済んだ。
しかし他の3点が、いかんせん古いもので
規格が合うものを探さないといけないとか。
結局フタもドアノブも持って帰られてしまった。
現在我が家のトイレにはドアノブがありません。
(かろうじて閉まるけど)
来客予定なくってよかったよ。とほほ。

2011/02/24

夢こそ真


ラマンの素敵情報のお陰で(多謝!)
見逃すことなくヤン・シュヴァンクマイエル展
『夢こそ真』@チェコセンターへ。
セルの展示のみで、
規模は小さいながらも最新作の展示が観られて
感激しましたです。
たいそう美しいアルマジロの剥製がありました。
しかしチェコ語の筆記体ってどうして
あんなにキュートなんだろうか。覚えたい。




因みに新作映画
『サヴァイヴィング ライフ――夢は第二の人生』は
今夏渋谷、以降全国順次公開とのこと。
シュヴァンクマイエルが実際見た夢をもとに
作った作品で、夢と現実とで二重生活を送る
男のおはなし。
ずっと一緒にやってきた奥さんが亡くなってから
初制作。
より深みのある仕上がりが期待されます。
この人の映像はデジタル技術なんて比較にならん。
みんな二千円握りしめて映画館へゴー。

ついでにこのチェコセンター(大使館)が在る広尾という処が
まー豪邸が多いのなんの。
セコムしてない家のほうが少ない。
初めて行ったときなんかセンター手前の個人宅が大使館かと思った。

2011/02/23

春休みだよどらえもん

月曜日で進級試験無事終了。
最後の科目、ロシア史の先生が強烈で
前週に試験問題を寄越し
テスト当日採点して返すから週末やってこい、という
暴挙に出ていた。
しかもその理由が
「テストの日は引っ越し前日で忙しいから」。
こんなことやって事務室の人に怒られちゃうなあとか
なんとかモゴモゴ云いながら採点するじいちゃんを
90分眺めて終わった。

そんなんで昨日から4月まで春休み。
私の学歴コンプレックスは一部で有名な話ですが、
こんなに休みばっかりあると
別に大学行ったからってエライということでも
ないのでは、という気がします。




最近買った本。
『博士と狂人』 
    サイモン・ウィンチェスター著

昔図書館で借りて読んで感激。
是非手元に欲しくて購入。
オックスフォード英語大辞典(OED)が
出来上がるまでを描いたノンフィクション。
OED編纂の主幹であるマレー博士の協力者で、
文通のみで意見をやりとりしていたマイナーというのがいて、
辞書完成の折にマレー博士がお礼に赴いたら
そこは犯罪者精神病院。
なんとマイナーはそこの20年来の患者だった・・・!!

と、導入書いてるだけでどきどきしてきます。
名著。