2009/01/19

読んだ読んだ


昨日も明日も出掛けるので
(優雅に三連休だ)
今日はおうちで静かに読書をして過ごした。
書棚を目にするたび後ろめたい思いをしていたのが、
ほんの少し解消された。
といってもまだまだ未読のものがある。

今日読んだものの中でとても気に入ったものが
大石真著『チョコレート戦争』。

子どもの社会がとてもリヤル。
食べないと決めた店のお菓子を貰って食べてしまい、
(人気の洋菓子店にあらぬ罪を着せられる男の子たちの話なのです)
罪悪感を感じつつも美味しいのは否めない、と
懊悩するくだりは特にすき。

そんな子ども居たら怖いよ…という、
誤解されやすい『児童文学』にありがちな、
素直で正直で純粋で、一片のくもりもない子どもも出てこず、
(それが悪い、ということではないけど、何だかねえ)
違和感なくがつがつ読めた。

図書館勤めで読んでなかった方が恥ずかしいのですが、
今まで残ったことに納得。
今後も残るだろうな。

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