2009/01/20

初春歌舞伎まつり


国立劇場にて歌舞伎鑑賞。
お目当ては『象引』。

相当昔の人がやってそれきりだったとかで
しかも半年ぶりで復帰の団十郎さま初役なことと
(元気そうで本当によかった)
でっかい象が出てくることで
とても期待していて、
前日の晩も居眠りしないように
早く寝る…つもりが
ミリオンダラー・ベイビーを観て
号泣していた。



けちんぼして2等席とったのだけど
1階の4列目。
いいのかしらと思っていたら
花道での芝居が背中しか見えないのねー。
下手のいちばん端だった。
でも本舞台での役者陣はしっかり見えたし
大満足。

福助さんの女形とてもかわゆらしくて好き。

お姫さまを巡って公家と武家が
巷で暴れる象をやっつける、と
シンプルな話ながら
歌舞伎で観るととても面白い!
象の動きのいきいきとしていたこと。
中に人が2人くらい入ってるのかな。
退場は器用にもスキップでした。
はりぼて自体も鼻のあなまであってリヤル。

後半の世話物も今まで台本が活字化
されてなかったものだったとかで、
遊女やらわりいやつやら出てきて愉しかった。




それにしても生の舞台を観たのは久々。
これまた情けない。
観たらやりたくなってアワワとなる。

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