2009/07/08

観劇

6月29日
急に思い立って芝居を観にゆく。
ケラ脚本・蜷川演出を見逃すほど腑抜けてはいないのです。
(しかも3,000円で観られるなんて!)
彩の国さいたま芸術劇場まで遠征…といって思ったよか断然近く
40分くらいで行けるようだったので
乗り換えの駅で一旦降りてブックオフへ寄り道。
米原万里著『パンツの面目フンドシの沽券』購入。

万里さまの本はどれも資料を調べつくして書かれていて
(1冊書くのに段ボール1箱分は読むとか)
そのうえで自分の意見もしっかりあって、
しかも言語感覚が半端でないので
とてもおもしろい。
ただ読みやすいが内容が深いので私なぞはすぐ忘れる。
のでなるべく図書館で借りずに買うようにしている。


それはさておき芝居。
今回の上演で初めて知ったのだが
「さいたまゴールドシアター」という、
メンバーが全員55歳以上(最高齢83歳!)の
蜷川主催の演劇集団がいて、
その第3回公演だった『アンドゥ家の一夜』。
ケラ節全開で台詞の量も多いのに、よくあんなに流暢にしゃべれるものだと
役者のエネルギーと育てた蜷川氏に感服。
臨終近い安藤先生を慕って昔の生徒たちが集まる話。

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