2010/06/15

もぐら逗子物語

美容院に行き、帰りに杉浦茂マンガ館(3巻)も買ってごきげんになったところで
ユーリー・ノルシュテイン展を見物してきました。
うちからここ神奈川近代美術館までは電車で2時間、
さらにバスで20分というなかなか気合いの要る距離。
同僚(めちゃ近所)からのお茶の誘いについ流されそうになりましたが
今日しか行ける日がなかったので頑張りました。

で、先にオチを云うとそれはもう素晴らしかった!
乗り継ぎ悪くて往路で3時間かかったことは
会場入って最初の作品1枚で帳消し。

絵本版の原画・ラフ・映画用のエスキースと見どころ満載。
とくに実際の映画のコマなのかな、
ガラスの上にコラージュしたものを何層にも重ねて、
ガラスとガラスの間をとって立体感をつけた画が何枚かあったのが
たいへんきれいでした。

それと、感激したのがかれこれ30年「制作中」の作品「外套」。
以前武蔵野美大か?どっかで観たときよか進んでいて、
20分の処まで上映していましたが、これが息をのむほど精密なの!
蝋燭の揺れかたとか、主人公が歯をシーシーするとことか
本当にコラージュなのかと疑いました。
なんとか完成させていただきたいものです。

そして私もノルシュテインせんせいが生きてるうちに
ロシヤ語ゆわしたらなあかん(三重方言)。
ぜったいじかに会って話したい。


処でわたしは海辺育ちでもないし、
友だちと海で何とかかんとかもなく
とにかく縁がなかったので
海を見ると異常にテンションあがります。
逗子駅からのバスがずっと
海岸沿いを走っていたので
たのしかったです。

「清浄寺(しょうじょうじ)」
というバス停があったが
ぽんぽこぽんの寺だろうか。

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