2012/06/09

銭ゲバのこと

漫画版『銭ゲバ』(ジョージ秋山作・幻冬舎文庫)にいたく感動しました。
もんのすごいカルトな終わりかたで、
かっぱ先生はそれが気になってしょうがないみたいでしたが、
わたしはそんな唐突なエンディングも気にならないくらい
感動したのですよ。

要するにお金がないせいで碌に医者にも看せられぬまま
おっかちゃんを亡くしてしてしまった風太郎君が
世の中銭ズラ!と悪事の限りを尽くして富を手に入れる話ですが、
悪いことをしながらも
「世の中でいちばん大切なものはお金ではないこと」を
証明してくれる人を心から求めている姿に号泣しました。
買って二日で3回ぐらい読み返してしまった。

で、その銭ゲバがテレビ放映していたという。
早速新宿蔦谷さんにかけてゆきました。
主演、松山ケンイチ。
きみのようなイケメン、貧乏でもどうにでもなるやろー!
と思っていましたが、見事に嵌まるんです。
内にこもる感じとか、俯いていても常に他人の動向をうかがうところとか
ねちっこくて大変よかったです。
でも笑った顔がかわいいのでやっぱり駄目だな・・・

あと設定もちょこちょこ変わっていて
(まあ原作は水俣病とかでてくるしなあ)
細かいところはどうでもいいけど最大の難点は
貧乏たってたかがしれてるでしょ?と思わせる家。
枕もとにスタンドライトなんか置いてやんの。

そんなわけで見るなら漫画です。
デロリンマンも相当好きです。
麗しい絵の漫画しか受けつけなかった時代のわたしは何処へ。

手塚展のこと

うわ 5月なんにも書いてない・・・
よく炎上してなかったなあ


水曜日に世田谷文学館へ行ってきました。
『地上最大の手塚治虫』展。
漫画家になるまでの経緯や私物、手塚先生が採用している
「スターシステム」(キャラクターをいろいろなマンガで登場させる)
で、誰がどの漫画にでてくるかの紹介など、たくさんの原画を交えて
そう広くない敷地に見ごたえ抜群でした。

私はパアなので手塚先生の偉大さを今までよく分かってなかったのですが、
といっても今も本当には理解してないのかもしれませんが、
ほんの小さな1コマの人物の表情も痛々しいほどリアルで、
手塚先生の人に対する愛情とか、なにか天性のものを感じました。
ほんとうにかみさまのような人だなあ、としみじみ思う。
今更だけど・・・(私は神経が恐竜なのです)。

あとホワイトを異様なまでに使わない。
インクが擦れたとか、原稿自体の汚れで使っているところはあるものの
線自体の修正ってほぼしてなくって、それにも驚愕でした。

アトムちゃんかわいかったー。

2012/04/22

ガメラがきた!

かっぱのねえちゃんが旅に出るというので一週間うちでかめを
あずかることになりました
のっしのっしと歩く姿や、鼻息がふんふんいってたりして
たいへんめんこい亀です
壁にぶつかることがすきらしい
あとはうちの瞬間湯沸かし器に興味を抱いておられるようです

ずっといてもいいのになあと思っています

2012/03/18

はりねずみのこと

さすがに都市部では見なくなったものの、
まだまだロシアでははりねずみは一般的な動物。
郊外の森に遊びに行けばその辺をトチトチ歩いていて
子どもがパンくず与えたりしているそうです。

なんて うらやましい・・・!!

そのせいかロシアにははりねずみが登場する
アニメがとても多い。
私のアニメーション好きを知った大学の先生が
1日ロシアのアニメーションと絵本を教材にした
授業をやってくれて、
そこで色々未知の作品を観ることができました。

その中で特に気に入ったのがこちら



“если падают звезды ”

もしお星さまがおっこちてきたら、とでも
訳しておきましょうか
あんまり真面目に調べてないので
もしかしたらもう日本語字幕つきででてるのかも
しれませんが・・・

はりねずみと子ぐま(この取り合わせもポピュラー)が
木枝でほうきを作り、夜ごと木に登っては
星をそうじするというお話です。
まあ きれいなのなんの!

相変わらずリンク的なものを操縦する能力がないので
ご興味のかたはyou tubeで上記原題をコピペしてください。

はりねずみの話はまだ続きます

2012/03/12

たぬきちのこと

日曜の昼ごろ無事成田着。
短いながらも濃密な旅でした。
修道院のガイドさんの解説が理解できたかと思いきや
「コーヒーください」が伝わらなかったりして
一喜一憂でしたが、
概ね私の獣的な露西亜語でも人と会話できることが判明して
うれしかったです。

旅行の目的はでっかく2つあって、
①大学の授業をうける
②かわいいものをお買い上げする
だったのですが、①はまあ普通に達成して問題の②。
(ちなみに露西亜の教育方針では自分で話を要約させます。
映像をみせたりテキストを読ませてたりしたあとに、
わかったことをあなたの言葉でまとめなさいと
とにかく喋らせるので、毎日受けてたらいかにも
答弁に強くなれそうだなあとおもいました。」)


現代アニメやなんかは日本同様どんどんCG化されていて
かわいくないのはまあ仕方ないとしよう。
しかし、ソ連時代にはめんこいキャラクター、
美しいアニメーションがごまんとあるのですよ。
それをアニメ専門チャンネルらしきところで始終放送しているのに、
そういうのをあしらった商品は一切製造していない模様。
いわゆる雑貨屋もなく、
ポストカードもおいでませロシア的なものばかり。
キノコのなんかとか、かわいいなんかのなんかとか欲しかった・・・

と、ひとしきりこぼしましたが
今回心臓を鷲掴まれたものがあります。
こいつです。



存在自体は知っていたのですが、
露西亜滞在中に
みるみる好きになってしまい
旅の終盤には頻繁に「たぬきちー!」
(河童の三平のたぬき調)とあてもなく
叫んでいました。




で、私は勝手にたぬきち、たぬきちと読んで愛でておったのですが
原題を声に出して読んでギョッとしました。
「ВИНИИ-ПУХ」
ヴィニイ・プーフ。
ヴィニイ・プー・・・

「くまのプーさん」でした!
買った本を見るとコブタやらフクロウ、ロバも登場する。

どう見てもたぬきやろ。
プーさんだろうがなんだろうが
私はたぬきちと呼び続けます。

露西亜のかわいいものシリーズ、以下次号。